Vol.10 ドローンレーサーになるには?基礎知識編
こんばんは。
株式会社スマレジ 首都圏営業部のキタショウです!
今週の趣味活動報告!と行きたいところなのですが、COVID-19の影響を鑑みて、外出を伴う趣味活動はずっと自粛していました。
そのため取り立てて書く事もないのですが、いつかドローンレースを始めたい人がこのブログに辿り着くことを信じて、何回かの記事に分けて自分が経験したドローンを始めるまでの道のりを記事にしていこうと思います。
・まえおき
・持っておくべき基礎知識
【まえおき】
先月、ドローンレースが好きですみたいな記事をめちゃくちゃライトに書きました。
https://sma-ktsw.hatenablog.com/entry/2020/02/24/000000
↑この記事
よかったらこちらも先に読んでみてください。
私がドローンレースを始めよう!と思ったのが2019年の2月頃。
そこからいろいろ準備して準備して、、ようやく始められたのが同年の7月頃でした。
すごく時間がかかったのにはいろんな理由がありますが、1番足りなかったのはやっぱり「情報」でした。
こんなにGoogleに聞けば何でもわかるような時代に、どれだけ調べてもどうしたらいいのか解らない。。。何を買えばいいのか、何をすればいいのか、さんざん悩んで機材をようやく買って、資格を取って、ここで一旦わからなすぎて足踏みしてようやく、、
って感じです。
こんな思いをする人が1人でも減ればいいなって思ってます。
尚、ここから記事にしていく「ドローン」だったり「ドローンレース」だったりは、200g以下のマイクロドローンを指すことを前置きしておきます。
【持っておくべき基礎知識】
「FPV」という言葉がたくさん出てきますので、先に説明しておきます。
FPV→FirstPersonViewの略です。訳すと一人称視点ですね。
上にリンクを貼った記事にも、ドローンレースをするにはアマチュア無線の資格がいるという事を書いていますが、この辺りをもう少し詳しく書いて行きます。
大小問わずドローンを扱ううえで出てくる法律は沢山ありますが、その中でもよく出てくるのが「航空法」と「電波法」です。
上記した通り、ここでのお話は200g以下のドローンであるため、航空法からは除外されます。
え?そうなの?と思った方は、これもまた先月の記事にちょろっと書いてますので、是非ごらんください。
さて電波法ですが、ドローンのFPV飛行を楽しむ際、2種類の電波を使うことになります。
1つは2.4GHz帯、もう一つは5.8GHz帯です。
さて、電波というと私たちの生活の中にも沢山飛び交っていて、皆様も確実に使っているものになりますが、例えば無線LANのWi-Fiだったり、携帯電話の電波だったりですね。
実際、普段電波をこんなにも利用しているのに、電波法についてはあまり意識せずに生活できています。
これには2つ理由があると思うのですが、
1つは一般的に私生活で利用するような電波の利用については免許が不要であるため
もう1つは、電波の「受信」をする分には法的な拘束力はなく、「送信」することに免許が必要であるという点
です。テレビなんかもそうですが、テレビの電波の電波帯域はもちろん業務用の無線免許が必要ですが、受信して見る分には無免許でOKです。
あとは、例えば空港の近くで写真撮っている人たちがトランシーバーみたいなのにイヤホンを繋げて航空無線を受信していたりしますが、あれも受信は合法です。
ただし、傍受はだめですよ。違法です。
あと、受信した内容を人に話すのは違法、というちょっと変わったルールもあります。
だいぶ話がそれましたが、ドローンでFPV飛行することにおいて、どの部分に免許がいるのか?に関しては、
ドローンのカメラでとらえた映像をゴーグルなどに「送信」する事に免許が必要となっています。
これは、5.8GHzという帯域を使っていて、この帯域の電波を送信する事に4級アマチュア無線以上の国家資格が必要なんですね。
因みに、試験自体は小学生でも取れるような試験なので、ちょっとちゃんと勉強すれば全然取得できます。
ハードルは決して高くないですよ。
読んでくださった方がいれば、きっとここまで読み進めて頂いて疲れたかと思いますのでこの辺りにしておきます。
もっとこう、図とか写真とか入れて解りやすく解説できればいいんですが、、
そんな成長もこのブログと一緒にしていきたいなと思います。
では、本日はこの辺りで。